いわしん経営交流会 うるしの実クラブ

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平成29年3月7日(火) いわしん経営者交流会「うるしの実クラブ」主催の文化講演会を、カルチェドシャン・ブリアンにおいて開催しました。

2017年3月8日
平成29年3月7日(火) カルチェドシャン・ブリアン
平成29年3月7日(火) いわしん経営者交流会「うるしの実クラブ」主催の文化講演会を、カルチェドシャン・ブリアンにおいて開催しました。
 今回お招きした講師は、大相撲報道の第一人者でテレビの相撲解説でもおなじみの元NHKアナウンサー・杉山邦博氏をお迎えし、氏の半世紀に渡る大相撲取材はじめ各種スポーツ中継の現場経験から感じた一流の競技者がもつ人間としての魅力とそこから得た人生訓について予定の1時間半を超えて語っていただきました。
 当日は160名余りの聴講参加者を前に、19年ぶりに誕生した日本人横綱「稀勢の里」の話題から今後の大相撲界の展望のみならず、幅広く歴代の有名力士に関する豊富な話題のほか、プロ野球イチロー選手が日本のプロ野球初の200本安打を達成した際にグラウンドでとった行動、王選手の本塁打世界新記録756号達成の瞬間を実況アナとして立ち会った話、女子マラソン高橋尚子選手のシドニーオリンピック金メダル受賞後の名コメントを当時の実況を次々再現しながら紹介、目の前で競技が行われているかのような臨場感たっぷりの語りに会場からは歓声があがるほどでした。
 話題に上った選手たちがいみじくも発した「あくまで、通過点」というコメントは、自分自身に向き合う本物のアスリートだからこその言葉で、私たちの人生観にも参考になるはずだ、と語る氏の事実に裏打ちされた話に聞き入る参加者は一様にうなずいていました。
 氏はさらに、「ありがとうございます」とは良く使われる言葉だが、「おかげさまで、ありがとうございます」という「謙虚な心構え」が大切、と熱く語っていました。
 また、講演終了後には、会場をくまなく一周されて参加者たちと握手を交わされるなど、サービス精神とバイタリティに溢れるお人柄に対し、会場は鳴り止まぬ拍手に包まれていました。

  • 開会のあいさつをおこなう「うるしの実クラブ」田淵会長。

  • 講演をする杉山邦博氏。

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